変化は「未来の予感」である 老若男女よ、変化を恐れるなかれ!
〜「開運しあわせお招き本舗」より〜
幸福屋の仕事はキツイ。電話一本でこの世の不幸のあるところには、どこにでも出張しなければならない。金の匂いがすれば、どんな所にでも行く大阪商人と似ている。
「なぜ行くのか?」と聞かれることがある。困った人を見過ごすことができないからだろうと深読みをしてくれる人もいるが、じつは違う。たんに思いこみの激しい性格だからだ。
そのために、今もフロリダの片田舎にまで来て、イルカの不眠症の相談につきあっているのだ。某ホテルのプライベート・ラグーン(入り江のようなもの)にいるイルカたちが、近ごろ騒がしくて眠れないと訴えてきたのである。
人間の意識が急に自分たちに向けられはじめただけでなく、売名のためにイルカを利用する人間まで現れて、それらの波動が雑音のようで苦しいらしい。
人々がイルカに注目しはじめたのは、人間が地球の変化に遅まきながら気づきはじめたからだ。彼らと交信するということは、地球とともに他の惑星のエネルギーに意識を合わせることを意味する。それは、人間の視野をひろげ、生き残る観知を受信する行為ともいえるだろう。
かつて、地球の変動を警告した先住民の予言書『インディアンの大予言』(扶桑社刊)がその的中率(ロサンゼルス大地震や阪神大震災などを予言)から話題を呼んだが、ニャントラダムスが書いた猫の星占いの本を知る人は少ないだろう(註・本当にあったんです)。ちなみに飼い猫の性格がよくあたるそうだ。
ところで、イルカはいつ眠るのか?この疑問に、じつは人間はまだ正確には答えられない。
「短時間の集中睡眠ではないか」というのが、イルカを研究してきた人たちの意見である。
だが、人間に匹敵する知性(無償の愛という次元では、人間よりも進化しているとさえ思うが)をもった彼らが、そんな短時間の睡眠で足りるかどうかは疑問である。
もしかしたら、彼らは瞑想睡眠(メディテーショナル・スリーピング)する脳をもっているのかもしれない。つまり、まどろみながら起きているのだ。おそらくは遠い故郷の青い星を思い出しながら……。
人間の本質は、変化を求める魂である
ぼくがイルカから学んだ意識の一つに、「その時々を楽しく生きよ」という哲学がある。
「明日は幸せになりたい」と人間は言う。
だが、明日になったら、また次の日に幸せを延ばしてしまう。これでは、いったいいつになったら幸せを味わえるのか……。
人は変化を求めながら、同時にその変化を恐れる。今の自分に満足できなくて、新しい自分を夢見るのに、いざ実現しかけると急に尻ごみしてしまうのだ。
変わった後の未来の自分が見えないために、不安は恐れになる。自分が変わりたいという欲求が強ければ強いほど、それが近づいてきたときの恐怖も大きくなり、逃げ出したくなってしまうのである。
人間界に多大な影響を与えるゾディアック(黄道十二宮)は、人間の本質が十二分割された姿であり、星座によって異なった反応を見せる。たとえば、ともに直感力の強い蠍座と魚座では、変化にたいして正反対の衝動をもつ。
蠍座を支配する冥王星プルートは変化を好み、魚座を支配する海王星ネプチューンは逃避の星とよばれる。それは、変化にたいする人間の二面性の象徴である。
だが、人間は限定されたこの三次元にだけ生きるのではない。ぼくたちは時間を加えた四次元の性質の中で生きている。
変化への願いは、未来という次元への予感である。たとえば、あなたが変化を求めるとき、じつは未来に起こる可能性をいち早く直感しているのだ。その準備のために“変化を求める”気持ちになるのである。
その変化とは、あなた自身が自己の運命の上に用意し、創造したものだ。何のために……?変化の経験をとおして意識を進化させるためである。すべての出来事の原因は自分の内側にあるのだ。
「どうして、自分にこんな変化が訪れるのか?」と疑問に思い悩むとき、あなたは進化の途上のまっただ中にいるのだということにどうか気づいてほしい。老若男女よ!みずから招いた変化を恐れないでいただきたい。
「すべてを失ったように見えて、本当は何ひとつ失ってはいないのだ」と言ったのは、エマソンである。
変化を求めるのは、人間の魂の本質である。あなたが真実の幸福を求めるかぎり、あなたに訪れる変化は、たとえ一時、幸福とはちがうように見えても、必ずあなたの魂を幸せにする。
さあ、変化にたいして雄々しく向かうがいい。(「料理の鉄人」調で)幸福を約束されたあなたの、明日はどっちだ!(ここで、「あしたのジョー」のテーマ曲が流れる)
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幸福屋から一言。
イルカ大明神のメッセージを伝える。
「イルカで稼いだ人は、一部をイルカの保護に使うがよい」