変わりたいのに、変われない。変えたくないから、変わらない

さて、問題です。「進化」の反対語は?

「退化」?ブブー❗️

人はよく「自分を変えたい」と言います。けれど、なかなか変われない。それは、「変わりたい」と思う力と同じくらい強い力で「変わることを恐れる」からです。結果、変わらない自分がいます。

「進化」とは「変化」です。変化とは元に戻らない「不可逆」の状況を言います。だから、進化の反対語は「無変化」なのです。実際には、元に戻らないのではなく、戻れないのです。だから、人は変化を本能的に恐れる。もし、いつでも 元に戻れるのなら、人は気軽に変化できるでしょう。変化してうまく行かなかったら、前に戻ればいいのですから。

しかし、実は変化すれば、元の状態は消えてしまうのです。記憶にさえも残らない。変わった先の自分は、今の自分とは別人となる。今の自分が望んでいることを変わった先の自分が同じように望むとは限らないのです。変わることを恐れた自我も消え失せてしまう。ならば、進化とは人間にとっては論理的必然なのです。「転生」もいわば進化のシステムですから。

今、世界は新型コロナウィルスの脅威の中で「進化(変化)」しつつあります。もう前の世界には戻りません。感情がそれを認めたくなくても。

その事に早く気づけた人間から進化に適応できます。自分自身に問いかけてみてください。

「あなたが本当に欲しかったモノはなんですか?」

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