風の言葉 – 70

……金環日食の秘密
……これは、後の人類に語り継がれない物語。
2012年5月21日……。282年ぶり、今、生きている地球人が見ることの出来る最後の金環日食の日。
その日、太陽と月が重なり、天空にダイヤモンドリングのような金色の輪が生まれる。
マスコミはこぞって金環日食観察グッズを宣伝し、人々はワクワクしながらその日、その瞬間を待っている。
……しかし、このことは誰も知らない。
人間には知らされていない秘密の計画(本当は秘密ではないけれど、誰もキャッチできないから、秘密になるかな)があることを。
知ったから、といってどうなるものでもないから。
一部の人間は、重力異常が起きて大地震が起きるのではないかと噂している。
地震、津波、火山の爆発……。
まあ、人間が想像することの出来る限界かも。
金環日食のリングは、じつは女性の子宮に直接働きかける。
ある振動を子宮に転写するため。
……考えたことがないだろうか?
どうして、人間は同じ轍(わだち)を踏み続けるのか?
何故、戦争を繰り返す?
人を恐れ、殺し合うのか? と。
太古の昔から、自らに投げかけられ続けた疑問。
「我々はどこから来て、何者で、何処へ行くのか?」
タヒチに楽園を求めた画家ポール・ゴーギャンもその一人だった。
けれど、その問いに答えられた者はいない。
人間に答えを求めても、答えられるはずがなかったから。
そうして、人類はこれまで6回もその文明を閉じてきた。
……何故、同じ過ちを繰り返すのか?
答えは、人間の血の中にあった。
「恐れ」の遺伝子、記憶、それを克服できないから。
だから、戦争を繰り返してきた。
滅びを願い、自然災害を生み続けてきた。
先住民達は、地球と人間の想念の関係を正しく捉えてはいたけれど。
……そして、宇宙はひとつの結論に至った。
今の人間を終わりにしようと。
なんだ、また滅びの予言か……と、安易に想うなかれ。
その感性は、どこまでも人間のもの。
人は知らない。日月神示やノストラダムスの予言、世界中の先住民達の予言、聖書の黙示録……。
全ての予言(預言も含む)は、ある日を境に既に意味を成さなくなっていることを。
もちろん、人間にはその日を知るべくもない。
映画やドラマやマンガのようにヒマラヤの聖者ならその出来事や存在を予知できているだろうと思っている人は、
人間がキャッチすることの出来る存在(振動)は、人間とたいして変わらない存在だけなのだと知っておくといい。
(ガッカリするから、今まで言わなかったけどね)
理由は、水が高いところから低い所に流れるように、低い振動帯は高い振動帯を感知できないからだ。
さて、人間が戦争を繰り返さないようになるには?
かつて地球に一度も転生したことのない魂を地球に降ろしてくればいい。
その者達には、恐怖も憎しみもないから。
金環日食は、女性の子宮にその振動数の選別をさせる役割を担って計画された。
……月が重なり、そう見えるのは地球で観察される現象だけど、太陽と金星のエネルギーが同時に作用している。
今の人間があと1000年生きても理解できない宇宙の計らい。
太陽と金星だけではなく、太陽系、さらに銀河宇宙全体のエネルギーによる6次元干渉によるもの。
やがて、地球には次々と高い振動数の子ども達が生まれてくる。
美しく、清らかで平和な子どもたち。
今の親たちから見ても、嬉しくなるように愛らしい存在。
外見は今の人間とたいして変わらないように見える。
けれども、その振動数と知能指数は遙かに高い。
それが、今の人間達への最後の贈り物。
地球上の全ての人々が、自分の子どもや孫として天使のような赤ん坊を授かるのだから。
……新しい人類の創世。
惑星・地球が長く待ち望んでいた、本当の地球人の登場。
その為に、今の振動数の変化は起きている。
新しい人類が、生き易くなるために。
では、今の人間はどうなるのか?
別に。何も起きません。
私たちは、喜びと安心のうちにその寿命を全うすれば良いだけ。
予言に語られてきたように、人類はもはや戦争でも天変地異でも、人為的な事故(細菌兵器や原発)でも滅びはしない。
宇宙は、ほんの100年くらい待てば良いだけ。
その意味では、マヤの予言はある意味で正しいのかも知れない。
「2012年12月23日に世界は終わる」
確かに、今の人間の世界の終わりの始まりなのだから。
敢えて言うなら、これ以上地球を汚すことなく、壊すことなく、次の輝ける世代に地球を明け渡していくことが今の人間達に残された役目。
「発つ鳥、後を濁さず」。
その為には、自らの振動数を高めて(ボディライトニングでね)、新しい子どもたちが息がラクに出来るように生活環境を整えてあげられれば理想的。
それが、必要とされる本当の「こども環境教育」。それを可能にするのが、「霊学」。
そうして、今の人類は、やがて地球を去り、新しい存在として宇宙に旅立っていく。
ある者は長い眠りにつき、ある者は次の星に転生していく。
かつての地球での一切の悲しみや恐れの記憶を洗い流して。
そう、かつてマリリン・ファーガソンの書いた「アクエリアン革命」(1980)の真の意味はこのことだった。
「……ある日、突然、人々の中から目覚めが始まり、その意識が拡がっていき、一滴の血も流れることなく、人類は革新を迎える」
その人類とは、2012年5月21日以降に受胎する人間の誕生のことだった。
もう、過去生のカルマ(それも幻想だよ)に縛られることもなく、過去の痛みを引きずることもなく、
「陽気に楽しく暮らしていけば、それでいいのだ!」とバカボンのパパなら言うだろう。
陽気暮らし、そのことが、世界の振動数をラクに上昇させていける方法なのだから。
かつてイエス・キリストがこう言ったよ。
「いつも、喜んでいなさい」
2012年5月1日 雨ときどき晴れ
ねえ、覚えている?
今年の1月5日に書いた下の言葉。
覚えていてほしい。
今後、震度5くらいの地震が日本各地で頻発するかも知れない。
それによって、人々の不安は高まり、深刻な病気が増え、経済も低迷するかも知れない。
けれど、それでも、地球の震動数の変化に比べたら、人間にとってはゆるやかな変化なのだ、と。
そして、私たちは、その変化の時期を選んでこの日本に生まれてきたのだと。
あーあ、やっと肩の荷が降りた(笑)