今週のお言葉 – 48

止まない雨はない
……雨が降る。
地上に、人に。
叩きつける滝のように、ものすごい通り雨が降ることもあれば、 ずっと降り続いて、止むことのないように思える長雨の時もある。
人生も同じ。
長く暗いトンネルの中にいる人たちがいる。
出口も見えなくて、心の飢餓感に苛まれている。
「なんで、こんなに苦しいのだろう。私がいったい、何をしたというのでしょうか!」
怒りにも悲しみにも満ちた想いで天を仰ぐ。
去年から今年にかけて、人生や仕事、家庭に劇的な変化が起きた人はどのくらいいるだろう?
劇的な変化、と言えば聞こえが良いが、実際には、苦しいことの連続だったりする。
病気や事故、失恋、お金を盗まれたり、人に騙されたり……。
悪いときには本当に悪いことが重なるようで、いったい、私って何かに「呪われているのかしら」と、思ってしまうことも。
たいがいの人は、自分だけどうして? と、思われるだろうが、ふと周囲を見回してみると、同じ様な「変化」に遭遇している人はとても多いことに気づく。
いったい、何が起こっているのか?
じつは、あなたは何もしていない。 いや、ほんとは、あなたにも原因の一端がある。
どっちなの?
地球に劇的な「変化」が起きていることは誰もが気づいている。
今までになかった大規模な地震や津波、巨大な台風、それらがあまりにも頻繁に起きているために、私たちは「慣れ」てしまっているだけで、本当はものすごい変化のただ中にいることを忘れてしまっている。
私たち人間の「想念」や「感情」が、地球ととても密接な関係があることは先住民達もずっと警告してきた。
人の「気の乱れ」が異常気象を起こし続ける。
地震も戦争も「争い」や「憎しみ」「恐れ」の想念が薄巻いて起きる、と。
ならば、その逆も真なり。
地球にこれだけ劇的な変化が起きているのに、あなたに「変化」が起きないはずがないではないか。
遠くで起きている戦争、遠くで起こった災害、本当は、どれも皆私たちに近いのに。
自分はそれに対して、いったい何をしてきただろうか?
今、地球に、そして、私たちの「霊性」を含むこの銀河系に起きていることは、これまでの統計では予想も出来ないこと。
「私、今年は大殺界だから……」。
もはや占い程度では見ることもできない、誰も予測不可能な「転機」なのだ、ということにどれほどの人が気づいているだろう?
けれど……、止まない雨はない。
雨が地上に、「潤い」という恵みをもたらしてくれるように、「劇的な変化」も、きっと私たちに「新しい生き方」や「価値観」、「強さ」を与えてくれるのだとしたら……。
「雨降って、地固まる」という言葉もある。
今の自分を受け入れること。
辛くても悲しくても、今の自分を認めてあげること。
その時から、きっと、変わり始めるから。
★『こどもの大統領』のお芝居、決定いたしました!
9月の25日(日)の夕方5時より、 東京千駄ヶ谷の日本青年館(問い合わせ 青年劇場気付新劇人会議)で、上演されます。
毎年恒例で行われている「反戦、反核フェスティバル」の一つとして上演されるそうです。 演じてくださるのは、50年の歴史を持つ「劇団 風の子」という方たちです。
脚本は、僕が書きました。本とはまったく違った大阪弁のツッコミありの「こどもの大統領」になると 思います。
本のサイン販売会もいたします。
もし、ご都合がつけば、見に来てくださると嬉しいです。
★お知らせ ダウン症や自閉症の子どもや、障害を持って生まれた子ども達と頑張っていらっしゃるお母さん達と、目の不自由な方たちが、私を呼んでお話を聞いてくださる会が、催されることになりました。日にちは11月になると思います。何ができるか? 何が生まれるのか? は、まだわかりませんが、とても楽しみにしています。
詳しいことがわかりましたら、また、お知らせしても良いものなら、お知らせいたします。
取りあえず、日にちが決まりました。11月の23日(水)です。時間は午後からになりそうです。紙芝居在り、脊髄を解放する簡単な体操あり、と楽しい時間を作りたいとは思っていますが……。