お告げ – 91

お雑煮の逆襲
あけまして、あめでとうござる。本年もよろしくでチュー ………ムムムム、かたじけない
どういうわけか、と言うか、毎年恒例のようだが、正月があけた6日にも、まだ「お雑煮」を食べている。
食べる度に、ご丁寧に「お屠蘇」まで、シャン、トテチトチン と琴の音を聞きながら、飲んでいるのだ。
いつまで、正月気分を引きずっているのか! と言われると、「お雑煮が無くなるまで、ずっと……」と答えるより仕方がない。
そうなのだ。大晦日に作る「お雑煮」は、毎回シチュー鍋いっぱいにあふれんばかりに作るために、食べても食べても、なかなか減らないのである。
しかも、うまい、香ばしい、たまらない、凄すぎる! と、ノダメ四重奏みたいな反則ものだから、ついつい今日も食べてしまうのだ。
しかし、前にも話したと思うが、「うちのお雑煮は、普通のお雑煮だから……」は、とんでもないことで、みんな違う。
味付けにしても、中に入れる具にしても、所変われば、品変わる。
問題は、子供の頃から、その味に慣れているために、誰もが「ごく普通」と思い込んできたことだ。
自分にとって普通でも、人にとっては「普通じゃない」ことって、よくあるよね。
「私は、普通が一番!」と言う人は多いけれど、その人の「好み」は、全然普通じゃなかったりする。
案外、「自分は特別!」と思っている人の方が、周りから見たら「ごく普通」だったりするんだよね。
それで、初夢は見たの?
ふーん、そう。って、全然聞く気がない。
だって、人の初夢を聞いたって仕方がないもの。
きっと、多くの人にとっては、「あんまりたいした夢は見なかった。いつもとおんなじかなあ。ゴジラが出てきて、ムーディ勝山が戦っていたくらい。それをルー大柴が、うーん、ゴージャスウーって実況中継してて……」程度なんだろうね。
人の数だけ、個性があって、人生があって、「普通」がある。
そして、皆、密かに「普通」を超えることを願っている。
誰もが、「普通」で、「特別」なのに……。
とってもおかしな惑星の、とってもおかしな地球人たち。
さあ、ドトウの2008年が始まったよ。
僕には時間がたっぷりとあるけど、皆さんにはなかったりして……。
いや、冗談だけど。
でも、今年は、きっと「変化」の年になると思うよ。
「新しい自分」と出逢い続けて、その自分を超えられますように。
……アーメン。
最後に幸福屋から一言。
今年は、何か実現できる「習い事」を一つしてみませんか?
ボディライトニングは、三月から東京、東北でスクーリングを始めます。
……って、オイ、いきなり広告かよ!
まあ、みなさん、テキトーにおきばりやす。どんなことも、おさまるところに収まっていきますさかい。
2008年 1月6日 シメ切りの迫った原稿を前にして、他にも、「ガメラシリーズのDVDジャケットを作る」とか、やることがいっぱいあって、ちょっと焦っている感じ。そうそう、昨日、弓の初射会で、扇を射止めたよ。しかも、骨組みの間をすり抜けて! 扇は無傷でゲットだぜ。