お告げ – 75

薬物依存症
大麻とマリファナ
あのなあ、昔なあ、ワテの友人やった作家のRさんは、大麻はタバコよりも害がないと公言してはばからへん人やった。
けど、国外でしか吸っていないと宣言していたんでっせ。禁止されている日本で吸って捕まるのはアホやから、と。
……でも、実際には、日本で所持していて逮捕された。
そのときや、ワテが、大麻の“誘惑の強さ”、と“怖さ”を改めて認識したんわ。
家族がいて、社会的立場も影響力もある人間が、「わかっちゃいるけど、やめられない」状態になったのは、ようけ見てきましたわ。
酒やタバコやギャンブルなども、脳内麻薬のように思考力や判断力をマヒさせ、人の「進化」を大きく後退させます。
その犠牲になるのが本人だけやったら自業自得でしゃーないけれど、時には、何もしらん家族や友人、他人にまで悲しい想いをさせよる。
特に、まあ、麻薬による被害は、本人の自覚や予想を超えますなあ。
まあ、日本人は、エンジェル・ダスト(天使の粉)みたいな、バチモンの化学合成薬物に冒される人は少ないとは思うんやけど、LSDなどの覚醒剤やったら、団地のおばはんにまで浸透してるっちゃうから、びっくりしますわ、ほんま。
で、なんぎなんが、「大麻」、いわゆるオオアサ、ちゅうやつですな。
海の向こうでは、「マリファナ」というたりします。おんなじもんどす。
大麻にはまる人が多い理由は、大麻がいかにも「自然のもの」とか、「環境にもやさしい」ように思えて、害はなさそうに感じてる(錯覚ですけど)人が、意外と多いせいやないか、とワテは睨んどるんですわ。
実際に、ミュージシャンとか、ゲージュツ家とかいう人が、「そんなに害はないのよ」とか、「タバコの方が人体に害があって、常習性もタバコほどない」とか、「本当に害があったら、オランダみたいに国で認めたりしないさ」と、知ったふうな事を言うて、擁護(ようご)したりするもんですから、「そうやったんかあ!」とうっかり信じて、手え出してしまうんでっしゃろなあ。
……なんでも、古代の日本でも、神道の儀式に使われていたとか、大麻で燃料作ったら環境を汚さへんとか、あと、麻布は電磁波を遮断するとか(あっ、これホンマどすう)、いろいろと「ナチュラルで、ええもんに思える」要素を並べはりますなあ。
そうすると素人さんは、すっかり騙されて、「身体にいいかもしんない」と、とんでもない思いこみをしはったりするんどすやろなあ。
けどな、ウソ言うタラあきまへん。
大麻は、はっきりと身体に毒です。
タバコより、とか言いまへん。タバコも身体に毒ですさかい。
大麻が身体に入ると、脊髄(せきずい)を通って、脳に蓄積されていきます。
そして、視覚神経とか、聴覚神経とか、味覚神経とかを刺激して、敏感にしてくれはります。
このとき、「頭がクリアーになった」とか、「すっきりしました。霧が晴れたみたいどすう」とか、「ぽーっして平和な気分になりましたわ」という体感をする人がいるかもしれまへん。
でも、問題はその後ですねん。
神経への刺激は、一時的で、振動的には軽い興奮状態を引き起こしているので、持続すると、かえって疲労していくんどす。けれど、その疲労を感じる神経がマヒしてしまうために、本人は、「調子いいままやん」と喜んでいたりするんどす。哀れでっせ。
敏感な人や、霊的感受性の強い人には、頭の芯が重くなったような、痺(しび)れたようなエネルギーに感じるんですが、フツーの人には、心地よい疲れとなって感じるので、よけいやっかいですねん。
そして、振動を終えたあと、そこに緑色のタール状の物質が付着します。それは、まあ肉眼でも、顕微鏡でも見えまへんなあ。半物質みいたなもんでおますから。
大麻をたった一度使っただけでも、そうなります。大麻やマリファナのは、濁った緑色、覚醒剤などは、きちゃない茶色ですかなあ。
それが、何度も使っていると、脳の松果体や脳下垂体に蓄積し、やがて粘塊(ねんかい)として付着していき、思考力欠如や情緒不安定にさせていくんですわ。それだけやおまへんで。だんだんと「感性」がマヒしていくさかい、以前ほどの「爽快感」も得られず、量も多くなって、気が付いたら、「依存症」になってしまい、「やめられない、とまらない」となってしまいますねん。恐いことでっせ。
よく、大麻を吸って、「直感力がさえる」とか、「第三の目が開いた」とか、「頭頂部のサハスハーラ・チャクラが開いて天と繋がった、バンザーイ!」とか、アホな幻覚を言う人がおますけど、なんで、直感力を支配する松果体が塞がってて、つながるんじゃ!ボケー と思いますけど。まあ、霊的感性の高い人は、使うたら、振動数が重くなって頭が痛くなるから、吸えまへんから、吸えるのは、もともと、よほど霊的にカバのケツな人か感性の鋭くない人なんやろとは思うてましたけど。
ワテ、ちょっと気になることあるんやけど。
あのな、麻薬に犯された脳は、他のエネルギーに支配されやすい。むやみに怒りたくなったり、急に泣きたくなったり、人のことが無性に妬(ねた)ましくなったり、してしまうんどすわ。あっ、時々、幽霊もついちゃうかも。戦国時代の飛脚とか。はたまた、地球人を皆アホにして(あっ、もうアホになってるか!)滅ぼしたろと思てるトカゲ人(憑依やのうて、NASAの天文学者やったカール・セーガンはんの言わはった“ワニの脳”の増大した結果の可能性もあるかも……)なんかの霊的存在が、そらもう簡単に入り込んで、取り憑くんですわ。人格変わりマッセー。気だけ大きいなって、実力伴いまへんがな。
ワテは、それが一番イヤかも。
まあ、「ほたら、なんで合法にする国があるんや?」って、聞かれたら、「宇宙人の侵略のせいやー」と誤魔化しときましょ。
最後に幸福屋から一言。
薬物は、「法律」で禁止されてるから、アカン! というより、「霊的進化」を遅らせるから、というのがホンマの理由。けどまあ、何アホな事言うてんねんと思われるでしょうなあ。
Body Lightening が、施術する人(アドヴァンスを卒業して、プロとして料金を取る人)に喫煙と麻薬(これは、ベーシックでもアカンよ)などの薬物を禁止しているのは、そういう理由ですねん。
薬局や病院でフツーにもらえる薬でも、体内に何年も残りますう。抗生物質で20年とか。タバコや麻薬は、子宮を通して赤ん坊の脊髄にも入って行くし。自分が吸うてなくても、SEXでも間接的に脊髄、脳に入って行くんですわ。麻薬なんかは、体内に10年から30年くらいは残りますやろなあ。吸うてた量にもよりまっけど。もちろん、Body Lightening した方が早よ、出ることは出ますけど。お水をいっぱい飲みなはれ。太陽の光にも時折、あたりはるとええかも。
まあ、なんですわ。吸うてたり、持ってはる人は、突然、ケーサツに家宅捜査されたり、職場で居られんようになったり、子どもが学校でイジめられたり、社会的信用や家族の信頼もワヤになりまっせ。早よ、棄(や)めなはれ、捨てなはれ!
ワテの名前どすか? ……なんやったかいな。せや、思い出しましたわ。大麻イヤ子はんどすわー。
2007/4/24