お告げ – 138

……思い出はモノクローム
……いよう、元気? 最近、懐かしの大瀧詠一にはまってるぜ。
車の中で聞く音楽は、「A LONG VACATION」。
いやあ、90年代のバブリーな感じと甘ったれた女のフェロモンを嗅ぎ取ってしまうぜ。
何よりも歌詞が女々しくてイイ!
薄く切ったオレンヂをアイスティーに浮かべて……なるほどビジュアルだろ。
重力の重いこの地球から、一瞬だけでも解放された気分になるぜ。
ところで、思い出は大切にしなくてはいけない? そんなものはどうでもいい?
オレは、後者かな。
過去生の思い出も含めたらいっぱいありすぎて……、思い出したくもない。
ときおり、過去の辛い思い出や悲しい記憶が蘇ったりするだろ。
それはさあ、時効みたいなもんで、消える時なんだよ。
水中の泡が水面に浮かんで消えるみたいなものなんだ。
ただし、それを掴まなきゃな。
その時にまた感情的になって、憎んだり、悲しんだり、恨んだりすると、それは、記憶のリニューアルみたいになってしまって、また頭の中に居座り続けるんだよ。やっかいだろ。いやあ、オマエだよ、オマエ。
要らない記憶は手放さなきゃ。
せっかく浮上してきて消えてくれるんだから、「もう卒業した!」と決別宣言しなきゃな。
でないと、いつまでもウジウジ、グジグジと現れ、時に身体を蝕んだりするよ。
オマエの魂は、オマエが思っている以上に大事なんだぜ。
……まあ、好きにするさ。
ところで、今、何にはまってるんだよ?
えっ、朝飯に納豆冷やしうどん?
やめてくれよー。ロマンのかけらも無いだろ。
じゃあな、アバヨ。よろしく!
2011年7月15日(金)晴れ
……今日も地震があったよ。
ヨーロッパで8月くらいに大きな地震があるとかないとか。
世界中でいろんな出来事が……。
本当に毎日ご苦労様です。
9月くらいから、一般向けの「霊学講座」でも始めようかな……。