お告げ – 01

世の中には、ええアルマジロと悪いアルマジロしか、おらんのどす!

幸福な人間がいる。不幸な人間がいる。そのどっちでもない人間もいる。だけど、それはちょっと違う。人間の中で、「幸福な人」と「不幸な人」に分かれているわけではない。自分自身の中で、幸福な時と不幸な時があるだけだ。
……なぜだろう? 
ほとんどの人は気づいてはいないけれど、私たちは24時間チャネリングをしながら生きている。
自分のアンテナには、常に何らかの情報やエネルギーが入ってくる。たとえば、テレビでビールをおいしそうに飲んでいるアルマジロのコマーシャルが流れる。そのとき、あなたが喉が乾いていたら、きっと飲みたくなるだろう。あるいは、後でスーパーマーケットの棚から何気なくビールを取るかもしれない。それは、あなたの中に入ってきた「情報」というエネルギーの影響なのだ。
エネルギーそのものは、目には見えない、耳にも聞こえない。
たとえば、あなたが少し落ち込んでいたとする。ところが、電車に乗っているうちにどんどん重たい気分になってきて、電車を降りたときにはウツ病のようになっているかもしれない。それは、電車に乗り合わせたたくさんの憂うつなアルマジロのエネルギーを受けて、あなたの落ち込みのエネルギーが増幅されたのだ。
類は友を呼ぶ。エネルギーも同じ。 
 
あなたが幸福でいたいのなら、幸福なエネルギーとだけ一緒にいることだ。
そのためには、あなたの中(内側)から、幸福な「気」を起こそう。そうすれば、同じ幸福の「気」が寄ってくる。
だけど、どうしたら、幸福な気分でいられるのか?
悲しいときもある。怒っているときもある。
そんなときは、とても「幸福な気分」ではいられない。
 
あなたの生まれてきた「意味」を思い出そう。
あなたを包んでいる「宇宙」に意識を合わせよう。
大自然の気の中に入って、深く呼吸しよう。

すべての人は、あなたの「進化」のために現れてくれた存在。
すべての出来事は、あなたの「愛」の目覚めのために起こった出来事。
大宇宙の中に、あなたの「癒される故郷」がある。

人間はいつも光と闇の狭間で揺れている。
ならば、私たちは、いつも「良い存在」とだけチャネリングしていたい。
自分が幸福であるように。

人は、自分一人の力で生きているように見えて、自分を超えた大きな「はからい」の力の中に生きている。
そのことを意識するだけで、その力は「私」に近づいてくる。
つまり……、ええアルマジロになることどす。