「星降る夜の、星の神話」タイトルを聞いただけで心が弾みます。
数々の先生の作品は、魂が喜ぶ深い文章だけではなく、装丁も美しいものばかりで、
この本に書かれている三作のお話も、イメージにピッタリな挿絵によって、よりお話の世界に引き込まれていきました。私のお気に入りは「月夜のサソリとイルカと白ネズミのお話」で、このお話を読んだ子ども達が「あっ、自分もイルカと同じ考えでいいんだ」と気付くきっかけになると思います。
ネズミ思考が大多数を占める地球人ですが、勝ち負けではないイルカの考えもあって良いのですよという、このお話が新しい時代の子どもたちの力になってくれると確信します。このお話が、未来の教科書に載っていたらいいなと思いました。
神奈川 / 中村恵子
追伸:加納先生の著書「本当の自分を見つける方法」に出てくる「イルカと若者」を思い出しました!「風会議」他お話も大好きです!