今週のお言葉 – 62

……おばあちゃんは言った
「そばに居ない時は、もっと傍に居てくれる」
仮面ライダー・カブト「おばあちゃんの名言集」より
……そばにいてほしい人がいる。
黙って、寄り添っていたい相手がいる。
何もしゃべらなくてもいいから、隣に座っていてほしい、そう思える人……。
人は、孤独だから、やはり人を求めてしまう。
でも、一緒にいて、余計に孤独になる相手なら、要らない。
自分のことを理解してくれる人、……理解してくれそうな人、あるいは、わかろうと努力してくれる人、
わからなくてもいいから、ただ包んでくれる人、ただ一緒にいてくれる人……。
そんな人が、一人でも居る人、また、心当たりのある人は、幸いだ。
目に見える形で、宇宙に愛され、護られているから。
では、……私は、ひとりぼっちだ。自分には誰もいない。
そう嘆いている人は、どうすれば良いのか?
どんな人にも、今は、どのような苦しみを味わっている人にも、いつか、そんな人や仲間は現れる。
……なぜなら、人は、無意識に求めているから。
自分の生まれてきた意味を。
ここまで生きてきた証を。
宇宙は、それを放ってはおかない。
でも、今は、そばにいないじゃないか! 誰もいない! と、嘆く声がある。
……そうかな……?
あまりに傍にいすぎて、気づけないだけなのかもしれないよ。
見えない時に、自分を背負って歩いてくれていた神さまのように……。
*Weekly Word17 の「あしあと」を読んでみてくださいな。