「優雅な微食」は、疲れた胃腸を休め、いいアイデアも生まれてくる
〜「真・人生を変えるヒント」より〜
温暖化の影響か、最近の夏バテも半端ではなくなった。夏バテは、暑さだけではなくストレスや疲労感が複合的に絡み合う。ウナギでスタミナをつける人もいるが、お昼ご飯を「優雅な微食」に変える方が夏バテに効くのはご存知だろうか?
じつは夏の胃や腸はあなたが思っているよりも疲れている。スタミナをと思って摂る肉類や動物性タンパクは、さらに体に負担をかける。暑い時は微食にして、胃腸のエネルギー消耗を軽くする。そうすると、腸の中が浄化され、血液がきれいになり、体の抵抗力や免疫力が強くなる。「食欲がなくて・・・・」は、正しかったのだ。
また、日本のサラリーマンの多くは、昼の時間も仕事では埋められないコミュニケーションの手段として使ってしまう。これでは仕事の区切りがつかず、疲れて当たり前。昼休みは、身体や思考のリズムを本来のペースに戻して調節する大切な時間なのに。だからヨーロッパでは、二時間近くランチタイムを取ったりする。
そして、「優雅」に過ごすとは、食事を「楽しむ」意識に切り替えることだ。毎日、何を食べるか考えるのが面倒だと思う人は、単なるエネルギーの補給である。「今、私はとても楽しい食事をしている」と想像してみよう。例えば、いつも食べる量の半分を、風が気持ちいい高原のホテルのテラスで食べているようにイメージを働かせてみる。食事を心から楽しもうという積極的な意識が、あなたを仕事の思考回路の枠から解放してくれる。そのとき、意外にも新しいアイデアやチャンスが生まれてくる。
ニューヨークのビジネスマンもつい最近まで、コーラとハンバーガーだけという慌ただしいランチだった。時間ではなく、気持ちの焦りからである。しかし、長い目で見た場合、能率低下につながることがわかって、徐々にランチタイムを楽しみだした。
日だまりの海岸のベンチなら、おにぎり一つでも楽しめるように、食事の時間を意識変換させ、頭を切り替えれば、そこに新たな活力が生まれてくる。