「私、可愛いおばあちゃんになりたい!」という人は、今からなる努力をしよう」
〜「成功の美学」より〜
人間は誰でも年をとる。
だが、どう年を重ねていくかで、人生の意義は大きく違ってくる。
できれば、幸せに年を取りたい。そして、その時々で一番「幸せな年齢」を表現するのが、年を取るという真の意味である。
時間は、人の「外側」にあるように見えて、実は「内側」にある。
しかし、人は周囲を流れる時間を感じて生きているから、ときおり内側の早熟な想いが出口を求めて必要のない焦りを生んでしまう。
子どもの頃、私は早く大人になりたい少年だった。
大人にならないと、自分の本当の部分ーその時には、それが何なのかはわからなかったがーが表現できないと思い込んでいたのだ。
だが、実際にある程度の年齢になってくると、すべてが早過ぎもせず遅すぎもしなかった、ということがわかってきた。
知り合いに、「私、おばあさんになったら、可愛いおばあちゃんになるの」と言う人
がいた。では、今はどうなのか?と聞きたくなった。
今、可愛い性格の人は、年を重ねてもやはり可愛い人になる。だが、そうでない人は、いくら年齢を重ねても可愛い性格になるのは難しい。自分が可愛い老人になりたいと思ったら、今からなる努力をすべきである。
年を取ると、気持ちが柔らかくなるというのは、もともと柔らかいものがその人に
あったのだ。
人間は生涯「今」を生きていく。
人間の本質は、「進化する意識体」だから、どのような変化も起こせる。人生を自分の思うように生きていくことは可能なのだ。
人生に手遅れはない。いつでも、どこからでも、やり直すことができる。
だが、一つだけ条件がある。それは、やり直しのチャンスは常に「今」にしかない
ということだ。
「明日なろう」でなく「今日なろう」。今を生きる、「一期初心」がすべての変化の鍵
である。